秋に想う  byヤン

長い人生で
どれほど人を傷つけてきただろうか。
そして、どれほど人に傷つけられてきただろうか。
どれほど人に励まされ、人に許され、また憎まれてきただろうか。
たくさんの失敗。たくさんの恥ずかしいこと。
それなりの喜びと、ほんの少しの自負。
それらで今の自分が生きている。
わたしの人生は今、秋である。
秋の実りを探しにわけいって、ただとほうにくれている。
孤独が私をしめつける。
それでも、木の葉のしたにわずかなきのこが生え、つるの先にはあけびが下が
り、イガの中には栗が見える。
天からの贈り物を、子どもの驚きと笑顔の中に見る。
わずかな宝物をたずさえて、冬に向かって歩いている。
そこは雪と氷しかない土地だろうか。
せめて暖かな火が燃えているだろうか。
  ヤン

4 thoughts on “秋に想う  byヤン

  1. ヤンさん…
    何だかとってもさみしそうです…
    ヤンさん、孤独じゃあないですよ!
    何度 道に迷おうとも、私が必ずヤンさんの居場所を見つけますよ
    そして、おしりを ちくちく しますよ
    …うっとぉしいって?
    でも、ちくちく ちくちく

  2. かぶさんへ
    かぶさんのコメントに感動してたのに、何で後半がおしりかじり虫になるんですか?
    もしかして笑わせて、元気づけようとしている?
    でも、私もヤンさんの居場所一緒に見つけに行きますよ。
    ふたりでガラスの山まで探しに行く?
    「こわいかい?」
    「いいえ、ちっとも」
    キャ~~~

    バカ
    ジミーでした。

  3. ご心配おかけしてしまってごめんなさい。
    存在の寂しさ。
    何かがきっかけでそこへ落ち込むことってありませんか?
    それです。
    ふだんは内向しますが、たまたまこのブログがあったので、共感してくださる方もあるかと、書きました。
    こんな優しいコメントをいただけるとは思いませんでした。
    ありがとう、ごめんなさい。
    冬、ひとりの生は閉じても、春には芽ぐむ、ということかな?
      ヤン

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